ブログ相談室

遠視に対するレーシック

1970年1月1日

●●●●様:メール相談ありがとうございます.以下@でお答えします.

>> 都道府県 = 東京都

>> 性別 = 女性

>> 年代1 = 40代半ば

>> 内容 =私の右目は近視、左目は遠視+乱視です。いずれも視力は0.3程度なのですが、右目と左目のバランスが悪いため、めがねやコンタクトレンズで矯正してもあまり遠くがよく見えるようには出来ません。

@このような屈折状態の方を不同視といます.不同視は非常に疲れるので,このような方への屈折矯正手術は大変喜ばれます.このような方こそ一番の屈折矯正手術の適応と考えています.

> 今は裸眼で近くのものも見える(右目は)のですが、十分遠くににあわせたレンズにすると、近くが見えないという状況です。このような場合、レーシック等のレーザー治療は適しているのでしょうか?

@両眼を手術で遠くが自然に見えるようにする(裸眼視力1.0くらい)ことは可能です しかし,その場合,50歳位になると老眼のために近くは見づらくなります.つまり,近くを見るときは老眼鏡が必要になります.

> レーザー治療では近視には適しているようですが、遠視+乱視の場合は予後はいいのでしょうか?

@予測性は近視,乱視に比しやや落ちますが,手術は十分可能です.角膜に余裕があれば,目的度数に対するずれに対しても追加矯正手術で目的はほぼ達成できるでしょう.

> また、治療が可能な場合、どの術式が適しているのでしょうか?

@間違いなくレーシックです.どのタイプのレーシックかは詳細な検査をしなくてはお答えできません.以上ご検討ください.

カレンダー
2024年11月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
カテゴリー
最近の投稿
初診の患者様診療受付時間月別担当医表
▲このページの先頭へ

〒110-0005 東京都台東区上野1-20-10 風月堂本社ビル6階 TEL 03-3839-5092 医療社団法人 爽見会 吉野眼科クリニック 院長 吉野健一 (日本眼科学会認定眼科専門医)
東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

©2024 YOSHINO EYE CLINIC. All Rights Reserved.