▼送信内容
お名前 = ●●●●
年代1 = 40代後半
性別 = 男性
ご住所 = 埼玉県●●●●
メールアドレス = ●●●●@gmail.com
ご相談内容 = 乱視と視力低下、それに最近は老眼の気配がありレーシック治療を検討しています。私は双極性障害があり、現在4種類の薬(リチオマール錠、ジプレキサ錠、サイバルタカプセル、リボトリール錠)を服用しています。他に花粉症でアレグラ錠、リボスチン点眼薬も使っています。精神安定剤などを服用しているとレーシック治療を受けられないと聞いたことがあるのですが、貴院では私のような者でも治療を受けられるでしょうか?
@お返事遅れすいませんでした。下記に、レーシック手術に適さない向精神薬の一覧を添付します。
薬剤の種類とは別に、向精神薬を内服なさっている患者さんは、もともと瞳孔の大きさや、焦点を合わせる調節に関わる自律神経に変調を来している方が少なくなく、術後、遠方が見えるようになることによる著しい眼精疲労や、瞳孔の大きさに起因するまぶしさやハロ、グレアにお悩みになる可能性があります。また、●●さんの場合は、それに加え40歳代後半ということより「老眼」の要素が入り、より一層調節力の低下が問題になる可能性がありますので、極めて念入りな問診と検査が必要になり、手術の適応に関する決定には慎重な判断を要します。
吉野先生
ご返事ありがとうございました。
大変ご丁寧なご説明をいただき恐縮しております。
実は他院にて同様の相談をした結果、5月にレーシックの手術を受けました。
3か月ほど経ちましたが、幸いなことに服用薬や病気の影響は特に出ていません。
悩まされていた乱視がなくなり、視力も1.5/1.2まで回復しました。老眼は残っていますが、予想していた程ひどくはなく、間近で小さな文字を読むとき以外は裸眼で生活できています。
先生のご説明を読ませていただき、私の場合は本当に幸運だったのかもしれないと感じました。
これからも自分の病気を理解した上で上手くつきあっていきたいと思います。
お忙しいところ、本当にありがとうございました。
●●
●●様:
それは良かったですね.私のお返事が遅くなり大変申し訳ございませんでした。眼鏡、コンタクトレンズなしの快適な生活を満喫してください.老眼が顕著化し、不便や眼精疲労を自覚するようになったら、あまり我慢せずに近用作業時のみは眼鏡の使用をお勧めします。取り急ぎ。吉野拝
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