▼送信内容
お名前 = ●●●●
年代1 = 30代半ば
性別 = 男性
ご住所 = 東京都文京区
メールアドレス = ●●●●@gmail.com
ご相談内容 =
吉野健一先生
先日、レーシック手術後のご相談をさせていただきました●●●●です。お忙しい中、診察をしていただき、また詳しく現状のご説明をして頂き本当にありがとうございました。先生に詳しくご説明を頂き、精神的に落ちつくことができました。冷静に考えますと、初めての目の手術、想像以上のハロ・グレアや夜間の見づらさ、左右の視力差に脳が対応できず、ここ一ヶ月間は軽いパニックのような状態だったと思います。インターネットで調べると、出典不明の恐ろしい情報にあふれていますのでそのことも拍車をかけていたように思います。まだ術後一ヶ月で不安定な時期ですので、もうしばらくは主治医の先生の言うとおり経過をみて左右の視力差について対応をさせていただこうと思いました。
今回、初めて手術を受け不安のなか、吉野先生に嫌な顔ひとつせず診察をしていただき、何か医療の原点のようなものを感じた気が致しました。こうした経験は恥ずかしながら初めてであります。私も医療に携わる一人として、先生にような存在に近づけるよう精進しなくてはならないなと強く感じております。
また近い将来、先生のクリニックでご相談をさせて頂くかもしれませんが、そのときは改めてご高診をいただきますようお願いいたします。
まずはお礼まで失礼いたします。
●●●● 拝
●●●●様:
多少なりともご安心いただけたことに対し胸をなでおろしています.
手術をお受けになった施設の主治医の先生も悪気はなかったのかもしれませんが,●●●●様の深刻なお悩みを真摯に受け止めることができなかったのでは?と思います.程度に差はあれ術後患者さんがもつ不安に対し,逃げることなく真摯に,自信を持って,できることがあれば最大限対応して差し上げることが何よりも信頼の礎(いしずえ)かと考えています.
不安をお持ちの患者さんにお会いするたびに常々思うことですが、患者さんはドクターの正しさを知らされたいのではなく、救われたいのだと思います.私も道半ばではありますが,患者さんの不安を和らげるためにすべきことは,
1)向き合い耳を傾ける(逃げない,面倒くさそうにしない)
2)データと経験に基づく客観的な現状説明
3)今後の治療方針の説明
特に外科手術において医師は必ずしも万能ではありません.予測不能なことも起き得ます.残念ながらもし改善が不可能な場合は最終的にはお詫びしなくてはならないと考えます.その上で一生おつきあいさせていただくという誠意をもつ覚悟が必要と考えます.
医師にとっては数ある何百例のうちの1例であっても、患者さんにとっては勇気を持って決断した一度きりの手術です.今回●●●●様のメールをいただき、手術とその手術計画については慣れることなく緊張感をもって一人一人の患者さんに対応しなくてはならないと改めて気を引き締めた次第です.
もちろん今後も当院でのフォローをご希望でしたら何なりとお申し付けください.
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