●●●●様：以下＠でお答えします。

> お名前 = ●●●●

> 都道府県 = 千葉県

> 性別= 女性

> 年代1 = 30代半ば

> 内容 =お忙しいところ、受診もせずメールでの質問で失礼いたします。ブログ相談室の中に水晶体乱視の話題が見当たらなかったので。以前、コンタクトレンズを購入する際、ハードだと水晶体乱視が強いので・・・と言われた事があります。もともと角膜乱視と水晶体乱視が打ち消し合っているのが、ハードコンタクトレンズを装着すると角膜乱視が消され、初めて水晶体乱視の存在が浮き出て きたの思われる。と言われました。

＠この説明は全く正しいです．水晶体乱視のある方はソフトコンタクトレンズの方が望ましいことが多いです．

> と言うことは、レーシックは、角膜の手術なので、ハードコンタクトを装着した時のように術後　乱視の矯正のためだけにメガネやコンタクトレンズの使用しなければならないことになる可能性はありますか？

＠答えは，『ありません』です．レーシックは角膜の乱視を治すのではなく，もし眼球全体で乱視（角膜乱視と水晶体乱視を総合したもの）があるなら，その乱視を角膜を削って乱視を矯正するのです。すなわち，角膜と水晶体の乱視が打ち消し合って「０」であるなら，乱視の矯正はしないのです．つまり，たとえ角膜乱視があろうと，その角膜乱視を角膜を削って矯正することはしないのです．

> 術後もなお、メガネやコンタクトレンズを使う可能性が高いのでしょうか？

＠残余乱視が出てしまうわけではないので残余乱視に対してメガネやコンタクトレンズを使うことはありません．予測性の誤差から「メガネやコンタクトレン

ズを使う」という可能性は少ないですが有りえます．

> 妹も水晶体乱視が強いのだそうですが、乱視についてサイト検索しても説明は、角膜が・・・と言う記述だけがほとんどなは、水晶体乱視が問題になる人の割合が少な過ぎるのか、あるいは、一般的には、公認されていない説だったりするのでしょうか？ちなみに、妹は　眼科で水晶体乱視なんて知らん。と言われた事があるそうです。

＠その医者は本当に眼科医なのでしょうか？、もし眼科医なら相当ボンクラ眼科医と断言できます．

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屈折矯正手術については，画面左欄外の「●カテゴリー」

　内「レーシック」または「ICL（フェイキックIOL）」を御参照ください。

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吉野眼科クリニック　吉野健一

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