●● ●様:
> お名前 = ●● ●
> 都道府県 = 東京都
> email = ●●●●@●●.biglobe.ne.jp
> 性別 = 男性
> 年代1 = 30代半ば
> 内容 = 以前レーシック手術を貴院で受けました。約8年経ちましたが、ここ数年、視力が低下しております。当初は10年は視力が持つとのことでした。どのように対応いただけますでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、回答方よろしくお願いいたします。
お久しぶりです.お元気でしたか?
カルテをひも解いてお答えします.
手術はH15.8に施行.最後の定期検診が術後4ヶ月のH15.12.8.で,それ以降一度もご来院されていませんね.
術翌日裸眼視力:右1.5,左2.0弱
術後1W裸眼視力:右1.5,左1.5
術後1M裸眼視力:右2.0,左2.0
術後4M裸眼視力:右1.2,左1.5
と術後4ヶ月間は少なくとも良好な視力を保っておりました.ご存知のように,術後の視力は術後3ヶ月~6ヶ月で安定することになっています.その後の変化は,手術そのものの変化というよりは,ご本人の屈折状態の変化(近視化,遠視化,白内障など)によるものです.ご存知のように,レーシック手術は,手術をする時点での屈折異常を治す手術で,術後の屈折異常の変化を予防までする手術ではありません.
術後の視力は術後3ヶ月~6ヶ月で安定しますが,吉野眼科クリニックでは,大目に期間をみて万一術後1年以内に変化があれば,安全性が担保できる範囲内で片眼2万円で微調整をしますといったポリシーをお話しいたしました(現在は無料).
追加手術を行う場合,安全性を担保する目的で少なくとも守らなくてはならない条件として,残存角膜ベット厚(角膜フラップをめくった後に残る角膜の厚さ)が250um以上,できれば300umに近いほど良い.フラップを含めた角膜全体の厚さが400um以上というものがあります.
●●さんの現状は理論的には,
R) 残存角膜ベット=277um,全角膜厚さ414um
L) 残存角膜ベット=284um,全角膜厚さ413um
です.最初の角膜の厚さが,R)503um,L)509umと元々薄かったこと,近視度数がR)S-8.50DC*1.25D,L)S-8.75DC -1.25Dと非常に強かったことから,現在十分な余裕があるというわけではありません.いずれにしましても,術後4ヶ月以降1度も来院していませんので,理論上の数値で議論するのではなく,現状を正しく把握する意味でも,定期検診の意味でも私の診察日に是非一度ご来院ください.
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吉野眼科クリニック 吉野健一
〒110-0005東京都台東区上野1-20-10風月堂本社ビル6階
TEL:03-3839-5092, FAX:03-3832-3730
レーシックセンターURL: https://www.yoshino-eye-clinic.com/
吉野眼科クリニックURL: https://www.yoshino-eye-clinic.com
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