遠近両用(多焦点)眼内レンズによる白内障手術で、厚生労働省の基準を満たした先進医療施設です。 当院は白内障手術において、遠くも・手元も眼鏡なしで見ることが可能になる多焦点眼内レンズを導入。これにより老眼が解消されます。また、当院は先進医療施設の認定を厚生労働省より受けておりますので、術前術後の費用が保険診療で行え、患者さんの負担が軽減します。また、医療保険の先進医療特約にご加入の方は、自己負担分の一部〜全部が支給される場合もあります。 |
当院は白内障外来を開設し、日帰りでの白内障手術をおこなっています。当院では、患者様のご希望により、先進医療に指定された多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も選択可能です。ご受診に際して、特に予約の必要はございません。 |
目のレンズにあたる水晶体(左図参照)に「にごり」ができたものを白内障と呼びます。けがや薬、あるいは糖尿病によって起こる場合もありますが、ほとんどは老化現象の一つとして起こるものです。 |
白内障イコール手術が必要なわけではなく、眼鏡をつかっても視力が出ず、日常生活に不自由を感じるようになった時が手術を受ける時期といって良いでしょう。それまでの間、進行を遅らせるために目薬を使うことがあります。進行の度合は個人差があります。 |
白内障の主な自覚症状 |
□メガネをかけても視力が思うようにでない。 |
□視界が白くかすんだ様に感じる。 |
□夜、車のヘッドライトなどが非常にまぶしく感じる。 |
□まぶしさのため明るいところで見えにくい。 |
□物が二重。三重に見える。 |
白内障は、極度に進行した状態になると合併症を起こしたり、手術に支障を来す場合があります。しかし、特殊な状態を除いて、白内障の手術は緊急を要するものではありませんので、日常生活に不便を感じるようになった時点で手術を検討するのが一般的です。運転免許の更新基準が矯正視力で0.7以上なので、それは一つの目安になるでしょう。 |
白内障の手術 |
現在、白内障手術は超音波水晶体乳化吸引術が一般的です。まず、濁った水晶体を超音波で砕き、吸引して取り除きます。そこに新たに人工の眼内レンズを挿入して手術が終了します。手術はおよそ30分で終了しますが、入院して行う場合と、日帰りで行う場合があります。当院は全ての患者様の手術を日帰りで行っています。 |
白内障手術と人工眼内レンズ |
眼内レンズは、人体組織との親和性に優れ、目の中で半永久的に機能します。 また、人工レンズは、単焦点レンズが一般的ですが、当院では患者様のご希望により多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行っております。 |
新たに登場した多焦点眼内レンズについて |
単焦点眼内レンズの見え方のイメージ
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多焦点眼内レンズの見え方のイメージ
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白内障手術の費用 |
一般的に行われている単焦点眼内レンズによる日帰り白内障手術は、健康保険の対象となりますので、3割負担の方で片眼45,000円程度の費用となります。一方、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は自費診療で、健康保険は適応されません。 |
吉野眼科クリニックでの日帰り白内障手術システム |
1.日帰り手術の状況 |
2.日帰り白内障手術における実際の流れ(手術は片目づつ行います。) |
3.日常生活に早く復帰できます(手術後の生活について) |