日帰り白内障手術外来

遠近両用(多焦点)眼内レンズによる白内障手術で、厚生労働省の基準を満たした先進医療施設です。

当院は白内障手術において、遠くも・手元も眼鏡なしで見ることが可能になる多焦点眼内レンズを導入。これにより老眼が解消されます。また、当院は先進医療施設の認定を厚生労働省より受けておりますので、術前術後の費用が保険診療で行え、患者さんの負担が軽減します。また、医療保険の先進医療特約にご加入の方は、自己負担分の一部〜全部が支給される場合もあります。

 当院は白内障外来を開設し、日帰りでの白内障手術をおこなっています。当院では、患者様のご希望により、先進医療に指定された多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も選択可能です。ご受診に際して、特に予約の必要はございません。
詳しくは受付にお問い合わせください。TEL03-3839-5092

 

 

 目のレンズにあたる水晶体(左図参照)に「にごり」ができたものを白内障と呼びます。けがや薬、あるいは糖尿病によって起こる場合もありますが、ほとんどは老化現象の一つとして起こるものです。

 

 白内障イコール手術が必要なわけではなく、眼鏡をつかっても視力が出ず、日常生活に不自由を感じるようになった時が手術を受ける時期といって良いでしょう。それまでの間、進行を遅らせるために目薬を使うことがあります。進行の度合は個人差があります。

 

白内障の主な自覚症状

 

□メガネをかけても視力が思うようにでない。

□視界が白くかすんだ様に感じる。

□夜、車のヘッドライトなどが非常にまぶしく感じる。

□まぶしさのため明るいところで見えにくい。

□物が二重。三重に見える。

 

 

 白内障は、極度に進行した状態になると合併症を起こしたり、手術に支障を来す場合があります。しかし、特殊な状態を除いて、白内障の手術は緊急を要するものではありませんので、日常生活に不便を感じるようになった時点で手術を検討するのが一般的です。運転免許の更新基準が矯正視力で0.7以上なので、それは一つの目安になるでしょう。

 

白内障の手術

 

 現在、白内障手術は超音波水晶体乳化吸引術が一般的です。まず、濁った水晶体を超音波で砕き、吸引して取り除きます。そこに新たに人工の眼内レンズを挿入して手術が終了します。手術はおよそ30分で終了しますが、入院して行う場合と、日帰りで行う場合があります。当院は全ての患者様の手術を日帰りで行っています。

 

 

白内障手術と人工眼内レンズ

 

 眼内レンズは、人体組織との親和性に優れ、目の中で半永久的に機能します。 また、人工レンズは、単焦点レンズが一般的ですが、当院では患者様のご希望により多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行っております。


新たに登場した多焦点眼内レンズについて

 単焦点レンズを使用した白内障手術では、遠方、近方のどちらか一方にのみ焦点が合うようになるます。例えば、遠くに焦点を合わせた場合、近くのものを見るには眼鏡(老眼鏡)が必要になります。従って、手術後は、眼鏡を併用する生活を強いられます。

  一方、新しく開発された多焦点レンズは、遠方、中距離、近方と、それぞれ複数箇所にピントが合う、遠近両用の眼内レンズと言えます。そのため、手術後、眼鏡に煩わされない、快適な生活を可能にする手術といえます。

 

単焦点眼内レンズの見え方のイメージ
多焦点眼内レンズの見え方のイメージ
多焦点眼内レンズは、遠距離、中距離、近距離のそれぞれに、ピントが合いやすくなるので、眼鏡なしでピントが合う範囲が広がります。


 

白内障手術の費用

 

 一般的に行われている単焦点眼内レンズによる日帰り白内障手術は、健康保険の対象となりますので、3割負担の方で片眼45,000円程度の費用となります。一方、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は自費診療で、健康保険は適応されません。

 

吉野眼科クリニックでの日帰り白内障手術システム

 

1.日帰り手術の状況

 日帰り手術が最近,話題として取り上げられています.入院手術では,仕事上の不都合,入院先での人間関係,見舞客への対応,家をあける心配など,入院を戸惑う人は多いはずです.また,御老人の場合,入院による生活環境の変化からかえって体調を崩す方もおられますし,高血圧症や糖尿病を持病としてお持ちの方は,入院による生活パターンの変化から,安定していた血圧や血糖のコントロールが崩れる場合もあります.

あるアンケート調査では日帰り手術を受けた人の80%は日帰り手術でよかったと回答したそうです.手術が終わった後は徒歩,電車やバス,タクシーなど様々な方法で帰宅できます.自宅が当院から遠い人(片道2時間以上かかる人など)は,当院でも割り引き契約をしているビジネスホテルを予約できますので,お申し出ください.



2.日帰り白内障手術における実際の流れ(手術は片目づつ行います。)






3.日常生活に早く復帰できます(手術後の生活について)
   ※術後のケアは、患者様の状態により異なります。主治医にご相談ください。以下、当院は目安です。

洗顔は手術後1週間は、顔を吹く程度にしてください。首から下のシャワーであれば、手術当日からかまいません。

アルコールは、手術後の充血が起こりやすくなるので、当日は控えてください。

台所仕事や掃除等の軽い家事は手術を受けてから2日めでできます.

数時間の事務仕事なら手術の2日後に出勤してもかまいません.

菌が眼に入って重症な感染症(全眼球炎)を起こす危険性は,手術後6日以内がほとんどなので,力仕事(汗が目に入る仕事やスポーツなど)やほこりの多い職場での作業は,手術の後1週間は控えた方がよいでしょう.

尚,車の運転では法規上両眼の視力の和が0.7以上必要ですので,術後の視力によっていつ運転できるかはひとりひとり異なります.

診療時間

午前10:00 ~13:00
午後15:00 ~18:30
※朝の受付は、午前9:30 から

初めてコンタクトレンズの処方を
お受けになる方の受付時間

午前9:30〜12:30
午後14:30〜18:00

メガネ処方ご希望の患者様へ

メガネの検査及び眼鏡処方箋発行は月曜・火曜です。祝日はメガネ処方はお休みです。

午前9:30〜12:00
午後14:30〜17:30

詳しくはこちらから

休診日

水曜日
※土、日、祝日も診療

院長の診察や手術日程などについては、こちらから 月別一般外来担当医表

アクセス

JR 御徒町駅から徒歩3 分
地下鉄 上野広小路駅から徒歩1分

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〒110-0005 東京都台東区上野1-20-10 風月堂本社ビル6階 TEL 03-3839-5092 医療社団法人 爽見会 吉野眼科クリニック 院長 吉野健一 (日本眼科学会認定眼科専門医)
東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

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