検査から術後までの流れ
術前検査
目に異常がないかを検査します。
また、尿検査、血液検査なども行い、その採血データを元に内科に受診いただき、白内障手術を行って健康上問題ないかどうかの診断をしてもらいます。
その診断書は当院へ直接送られてきます。
目に異常がないかを検査します。また、尿検査、血液検査なども行い、その採血データを元に内科に受診いただき、白内障手術を行って健康上問題ないかどうかの診断をしてもらいます。その診断書は当院へ直接送られてきます。
混濁した水晶体を超音波で破壊後、吸引します。 超音波水晶体乳化吸引となりますので、角膜に負担無く行います。
眼内レンズを挿入し、固定します。
手術は片眼15〜30分以内で終了しますので、当院では、全ての患者さんの手術を日帰りで行っています。
術後の定期検診
受診して頂くのは、手術翌日、3〜4日後、1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後です。その後、年1回は検診をお受けください。
定期検査は、手術後の目の状態の把握と合併症などの異常を早期発見するためには欠くことのできないものですので、必ず定期検診をお受けください。
※患者さんの目の状態によって、定期検診の頻度は異なりますので、医師の指示に従ってください。
手術当日、手術後に注意する点はありますか?
- <手術日当日におけるご注意事項>
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- お化粧は控えて下さい。
- 揮発性のある化粧品(香水や整髪料)はレーザー照射や機器に影響を及ぼすため避けて下さい。
- 服装は、リラックスできる軽装でお越し下さい。毛や繊維が飛び散るような毛羽立った衣類などは避けて下さい。
- お食事については、来院される1時間前までにとなります。
- 手術の前日から術後にわたる期間は、アルコール類の摂取は控えて、医師の指示に従って下さい。
- 手術後は、車やバイクの運転は医師の許可が必要となりますので、来院の際は、電車やバス、タクシーなどをご利用下さい。
- <手術当日にお持ちいただくもの>
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- 手術同意書(ご署名・ご捺印済み)
- 手術代金
- <手術後におけるご注意事項>
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- 手術後、目を触らないように注意してください。お帰りの際は目を保護する眼帯を付けてご帰宅頂きます。眼帯は翌日の検診の際にお外しします。
- 処方されたお薬は決められた通りにお使いください。ご自身の判断でお薬を減らしたり、中止されますと合併症を起こす場合がありますので、ご注意ください。
- お化粧は、手術後2週間は、アイメイクは控えてください。翌日より他の部分のお化粧は可能です。
- 洗顔は手術後1週間は、顔を拭く程度にしてください。首から下のシャワーであれば、手術当日から入っていただいて構いません。
- アルコールは、手術後の充血が起こりやすくなるので、当日は控えてください。
- 台所仕事や掃除等の軽い家事は手術を受けてから2日目で可能です。
- 数時間の事務仕事なら手術の2日後に出勤しても構いません。
- 菌が眼に入って重症な感染症(全眼球炎)を起こす危険性は、手術後6日以内がほとんどなので、力仕事(汗が目に入る仕事やスポーツなど)やほこりの多い職場での作業は、手術の後1週間は控えた方がよいでしょう。
- 尚、車の運転では法規上両眼の視力の和が0.7以上必要ですので、術後の視力によっていつ運転できるかは一人ひとり異なります。
以上が、全体の流れとなりますが、それぞれの詳しいページをご覧頂けましたら幸いです。
また、お電話でのご相談もお受けしております。